私たちの作る家に、同じ顔のものはありません。フランス風モダンテイストもあれば、 水墨画のような家、海岸に佇む灯台のような家。表情は全て異なります。

どれが自分の家だか間違えそうな同じ規格の家が整然と並ぶ風景を、私たちは不自然に思います。暮らす人は違うはずなのに。ペットと遊ぶ空間が欲しい人もいれば、中庭でガーデニングを楽しみたい人もいるはずなのに。

私たちは、暮らしに対する人々の願いに、ひたすら忠実であろうと心がけてきました。そのため建築工房ながら、施工にも一貫して関わっています。外観だけで「理想の暮らし」は実現しません。キッチンはどう使うか、バスに合う様式は、収納棚の素材は…細部にまでこだわり抜きます。

だから当社設計の家を建築する現場では「ここはどう施工すればいい?」という職人の質問が度々あります。既製品でないので、腕の良い職人でも経験したことのない施工が、次々に起こるわけです。その度、当社の施工管理スタッフを中心に知恵を結集し、解決します。現場を重ねるごと施工力が向上する。「同じ家づくりの繰り返し」にはない充実感が、そこにはあります。

家を引き渡す時によく、お客様からこう声をかけられます。
「この家、末永く大事にさせてもらいます」
家づくりとはそういうものだと、私たちは考えます。