全国3000の高校バンドが参加する全日本ブラスコンテスト。その収録は大変だ。 カメラの重さは20kg。3台運んだらもうヘトヘト。朝早くからモニタを据えマイクをセットし、テープを用意しカット割を確認し、後は8時間、カメラ前に張り付きだ。

でも、疲れた目がふと、レンズの中の演奏者に引き込まれる時もある。 全国大会は高校生の集大成の場。ここを目指し、みんな1年がんばってきた。演奏者が汗まみれなのは、照明のせいばかりじゃない。

当社制作部長は50歳前のベテラン。そんな彼でも、高校生の演奏に、つい涙することがあるらしい。 部長でもそうなんだから、制作スタッフが、彼らの汗まで撮り逃しちゃいけない、という気になるのは、当然かもしれない。